筑波大学附属駒場中学校 ~特色、受験情報、試験の傾向と対策

筑波大学附属駒場中学校ってどんな学校?

筑波大学附属とはなっているものの、筑波大学への内部進学枠はありません。基本的には、学生は大学受験をすることになります。

中高一貫校ではなく、高校からの入学も可能ですが、人数はとても少なく、高校受験では30名ほどしか入学できません。

大学受験においては、東大合格への最短ルートととも言われてますが、生徒数が1学年120人の為、合格人数そのものは開成中学・灘中学に及びませんが、合格率は1位を獲得することも少なくありません。

 

教育の特色

「自由・闊達」の校風のもと、挑戦し、創造し、貢献する生き方をめざしております。

『挑戦』とは、既成の価値観等に捕らわれがちな自らに向かっての謂であり、自由な発想で創造的地平を切り拓く精神的位相を指しています。
『創造』とは、社会的・文化的営みにおいて基盤となる概念であり、本校が永年標榜してきた「自由・闊達」の精神の具体的表現です。
『貢献』とは、自らに「挑戦」し、「創造」した結果として実現したものを、社会に還元することを意図しています。
(筑波大学附属駒場中学校HPより)

 

生徒の自主性を尊重した指導が行われており、自主的な学習意欲・態度が要求される。中学校の学習範囲にとどまらず、中高6年間を考慮に入れたカリキュラム構成となっている。クラブ活動、生徒会活動、学校行事も生徒主導で運営され、大変な盛り上がりを見せている。

生徒指導の面でも、生徒の自主性を尊重する方針で、細かな規則もなく、制服もなく自由。
「駒場の自由」と評される、明るくのびのびとした雰囲気が受けつがれている。

平成14年に「スーパー・サイエンス・ハイスクール」に指定された(継続中)。

学校の沿革

1947年 旧東京農業教育専門学校を母体に、新制の中学校として設立
1952年 東京教育大学附属駒場中学校・高等学校と改称。
1978年 東京教育大学の閉学に伴い、筑波大学附属駒場中学校・高等学校と改称
2004年 国立大学法人筑波大学附属駒場中学校・高等学校となる

 

進学先

2017年3月卒業生の主な進学先

<国立大学>

東京大学102名、
東京医科歯科大学6名
東京工業大学4名

<私立大学>

早稲田大学87名
慶應義塾大学80名
東京理科大学7名
上智大学3名

難関校への進学実績が豊富。

学校へのアクセス

  • 電車
    • 京王井の頭線 「駒場東大前駅」 西口下車 徒歩7分 (矢印の順路)
    • 東急田園都市線 「池尻大橋駅」 北口下車 徒歩15分 (矢印の順路)
  • バス
    • (渋51) 東急バス(渋谷-若林折返所) 「駒場」下車 徒歩1分
    • (渋54) 小田急バス(渋谷-経堂) 「駒場」下車 徒歩1分

 

基本情報

学期制       :3学期制
週何日       :変則的週5日制
登校時刻      :8:20
制服        :なし
給食        :なし
食堂        :なし
軽食販売      :なし
プール       :屋外
特待生制度・奨学金等:経済的理由の奨学金あり
帰国性受入     :なし

 

筑波大学附属駒場中学校の受験情報

学校説明会

平成29年度学校説明会は、10月7日(土)・8日(日)

※今年度の参加申し込みは、すでに終了しました。



入学試験について

一次試験は人数が規定以上に達した場合は抽選となっておりますが、
近年、抽選まで至ったケースはありません。

募集人数 120名
試験日 平成30年2月3日(土) 筆記試験・面接
試験内容 筆記試験(国語・算数・社会・理科)
面接(実技無し)
小学校校長の報告書
合格発表 平成30年2月  日( )
応募資格 平成30年3月小学校卒業見込者
募集要項 平成29年10月10日(火) ~配布 平日: 9:00 ~ 16:30  (12:30 ~ 13:15は除く)
期間・時間のうち次の日は配布いたしません。
土曜日、日曜日、祝日 および 平成29年12月28日(木)~平成30年1月3日(水)
配布場所:筑波大学附属駒場中学校 事務室
出願期間

試験科目と配点

科目 試験時間 配点
国語 40分 100点
算数 40分 100点
社会 40分 100点
理科 40分 100点

偏差値

偏差値は72(四谷大塚80偏差値)

倍率

2017年度
受験者数は591名、
合格者数は127名です。
倍率は4.7倍になります。

筑波大学附属駒場中学校の入学後の学費

筑波大学附属駒場中学校の入学後の主な学費

年間約235,000円程度

 

筑波大学附属駒場中学校の入試問題と対策

算数

試験時間:40
問題形式:大4問程度

<特徴>

  • 数の性質、規則性、場合の数、平面図形、頻出
  • 分野を融合したような問題も出題される
    →分野に拘らず解法できるレベルまで到達しておくべき

頻出分野に拘らず、どの分野に関しても対応出来るよう対策をしておくこと。

国語

試験時間:40分
出題形式:大問は4問

<特徴>

  • 長文の問題は一部を除いて記述式
    字数及び行数指定はなく、指定された枠内へ適切な解答を記載することが求められる記述式問題

短時間で回答する「処理能力」に加え、ハイレベルな「読解力」と「記述力」が求められる、全てにおいてハイレベルな能力が要求される。

社会

試験時間:40分
問題形式:大問3問

<特徴>

  • 「地理」「歴史」「公民」「時事」、全ての単元から出題
  • 基本的には各単元対応だが、一部他の単元が混在する
  • 配点比率は、「地理」「歴史」メインで(約3割強)、次いで「公民」(約2割強)、「時事」「その他」(約1割未満)の順
  • 設問では、「誘導分」に関する様々な「地図」「地形図」「統計資料」「史料」「年表」「写真」などからの各単元に応じた「小問」が並ぶ形式
  • 解答形式は、「選択肢」「事項記述」「年代整序」等
  • 「選択肢設問」の複雑なので細心の注意が必要
    「選ぶ記号」が「一つ」「二つ」「すべて」と混在している。判別基準も非常に難しい。「適切」「不適切」も紛らわしく、更には殆どが「完全解答」なのでハードルがかなり高くなります。

「リード文」は長いものでは3000字にも及ぶほど。全てが設問の「手がかり」「ヒント」にもなっていることもあり、丁寧に読むしかないという現状。正確に読み解く「読解力」が合格の鍵を握る。いずれにせよ、万全を期して臨まないと一筋縄ではいきません。

理科

試験時間:40分
問題形式:大問は7問程度

<特徴>

  • 物理、化学、生物、地学のすべてから出題。
  • 物事をしっかりと考える力が問われる
  • やみくもな暗記は不要
  • ある程度の知識を習得したら、知識の活用すべく演習に力を入れる事

4分野全てから出題される為、小学生の理科単元の基礎知識を通じて、物事をしっかりと考えられるように対策しておくことが重要

過去問

筑波大学附属駒場中学校 平成30年度用―10年間スーパー過去問 (声教の中学過去問シリーズ) 

 

筑波大学附属駒場中学校のために必要なこと

流石、中学受験における最高峰。それぞれの教科、考えさせられる問題が多いです。
併せて、国語においては、長文読解問題が勝負になります。また社会も長文読解問題かと見まがうかごとくの設問文章です。基本的な知識の暗記だけではなく、それを使いこなせる幅広い演習力、スピードと正確さが要求されます。万全の体制で臨んで頂きたいと思います。