中学受験 勉強方法

中学受験の社会の問題は難しい~社会が伸び悩んでいる方へ

社会は後回し

今日は、中学受験における社会についてお話しさせて頂きます。

ある某有名な個別塾(OOOAS)において、

「理科と社会は6年になってからやっても大丈夫です。」

と言って、後回しになさっていたご家庭の

家庭教師に入る事になりました。

あまりにも出来ていない・・・

というか、「ほぼ知識がない」に等しい状態でしたので、

これまでの様子をお聞きすると、

冒頭のように言われたそうです。

これを真に受けて、後回しにし・・・

小6の夏前のこの時期にヒドイ目にあっております。

一方、私が4年生から見ていたお子様は出来上がっており、常時偏差値70をキープしてくれております。

(私のお約束は社会は夏前に完成させる!!です)

この差は何か???

これは、正直、申し上げて、個別の陰謀にはまった・・・

としか申し上げられません。

正直、集団塾は「安い」んです。

個別に比べると、各段に。

ただ、集団ですので、一人一人のペースに合わす・・・

という事はなく、情け容赦なくカリキュラムは熟していきます。

集団でついていけない部分を個別で補うのは有りだと思いますが、

一から十まで個別で賄うとすると、

それは正直、集団塾の10倍くらいのお金がかかると思っておいていいと思います。

実際、小4や小5の段階で、そこまで個別に費用をかけるご家庭はいないと思います。

ですので、個別としては、まずは算数・・・

まずは国語・・・となるわけです。

というわけで、社会と理科は当然、後回しになります。

塾に関しては、色々な考え方がございますので、それについてはまた別途書いていきたいと思います。

中学受験の社会は難しいです

そして4年生の第1回の授業から受験は始まってます。

実際、中学受験の社会は難しです。

四谷大塚のテキストを例にあげますと、

4年上・下・5年上:地理
5年下       :歴史
6年上       :公民とこれまでの復習

という形をとっております。

つまり、地理にたっぷり1年半かけてます。

この1年半はとても大切で、

今、6年生の子達に振り返らせると、

なんと、4年上のテキストの薄いこと(笑)

だた、その薄いテキスト、4年上の第1回から受験に関連する事はつまってます。

どれだけの講師がそれを意識して授業できているか

そうなんです。

4年上の第1回から受験の要素はテンコ盛りでやってきます。

それを講師側は意識して授業を行わないといけません。

ただ、残念な事に、大手の塾の殆どが学生さんが講師をやっています。

勿論、学生さんでも授業はできます。

ただ、残念な事に、1回、1回の授業でしかない。

熱心な学生さんでも、せいぜい次回の組分け回だけを見据えた授業しかやっていません。

もっと申し上げると、正社員の先生でも社会が専門でないとそうなります。

取り敢えず、1回1回の授業のコマを埋める・・・それだけです。

勿論、それだけでも、教科書(この場合は予習シリーズ)をきちんと読み理解し覚えれば、組分けテストにおいての点数はとれます。

私に言わせれば、それは「当たり前」です。

その上で、如何に、「縦横斜め」の知識をつけさせてあげるが・・・

そこがプロとしての腕のみせどころです。

中学受験の社会 センター楽勝ですよ

そして、私が今まで教えてきた子達は

センター試験を解かせると、8割以上、

社会が好きなお子さんは9割は取ってくれます。

それくらい、中学受験の社会は難しいんです。

ただ、私は、私が4年生の時から教える機会を与えてくれたお子達には、皆に言ってます。

「私が教えれば、十分センターに対応する力をつけさせてあげるから。

中学に行ったら、まず、世界地理と世界史がはじまるけど、

世界地理・・・日本地理での考え方、つまり海流だとか、季節風、地形の原理が解っていたら簡単。

きちんと、考えられるように教えていくから安心して、ついてきて」

その言葉を信じてついてきてくれた子達は、

卒業しても、社会は大好きです。

社会は時間がかかる教科です

授業では2年かけて無理なくゆっくり

ただの暗記ではない社会。

無理なくやるのであれば、やはり4年生~がお薦めです。

時間もそんなに取られる事なく、(1週間に1時間くらい)

無理なく習得できます。

速攻でやれば1~1か月半

ただ、6年生になっても諦めないで下さい。

概ね社会ができない子、解っている気になっているだけで、

穴だらけです。

お母さまもお子様も抵抗があるでしょうが、

私が、教えさせて頂く場合、諦めて最初からやらせます。

そのお子様のスピードにもよりますが、

初めの1~1か月半は復習で我慢してもらいます。

この一通り流した後、

ガンガンと私の口頭試問を含め、演習をかけていきます。
(勿論、復習中もガンガン口頭試問はかけていきます)

頭の整理がつき、見違えるほど出来るようになります。

たいてい、偏差値38前後のお子様が、1か月後には偏差値50、

翌月には55、翌々月には60前後まで伸びていきます。

因みに、塾で教えているお子様は、

私が教えるまでは最上位クラスでも55程度だったお子様が、

どのお子様も偏差値65以上にはなっています。

トップは偏差値72キープです。

偏差値60以上の場合は、社会だけでなく他の要素も正直ございます。

ただ、今、偏差値40前後、50前後で悩んでいるお子様、

特に小6生は今がチャンスです。

夏休み前までに集中的に社会をやってしまいましょう!

社会の5点、国語の5点、同じ5点です

社会、後回しにしないで下さい。

甘く見ていると泣く事になります。

社会の5点も国語の5点も同じ5点です。

私なら、1か月半あれば、確実に成果を出させて頂きます。

藁をもすがる思いのお母さま、ご連絡お待ちしております。

家庭教師を頼んでみたい方

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小野宮 尚美

ママが楽になるお受験コンサル「Alfest」主宰 現役大手進学塾塾講師です。看護師の娘と医大生の息子の母。一人は中学から寮に入れ、一人は小学校から国立へ。その二人の子育ての経験と心理士の立場から、なかなか塾では語られない一番大切な事。「大学受験までを考えた小学校受験、中学校受験」に関してコンサルさせて頂いております。 塾に惑わされない、ママが楽になる受験を目指して日々勤しんでおります。 詳細は「管理人紹介」をご覧になって下さいませ。

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