筑波大学附属小学校は受験校じゃございません
昨日、筑波大学附属小学校において、
2017年度、入学候補者の保護者会が開催されたと思います。
合格された皆様、
本当におめでとうございます。
小学校受験って・・・
本当に親子の受験・・・
もっと申し上げると、家族の受験、
更に大袈裟に申し上げると、家の受験になります。
こういう言い方をするのは賛否両論があるかと思いますが・・・、
正直、小学校受験において、お子様の意思はないんですよね。
勿論、「僕、この学校に行きたい!!」という気持ちはございますが、
それは、両親なり、祖父母なりのコントロールによるものです。
私は、それは悪いとは申し上げません。
それは、それで子供に対する気持ちであり愛情・・・。
ある意味、親が子供にしてあげられる形となるものだと思っております。
ただ・・・その中で忘れてはいけない事。
選んだ学校が、ご両親やおじい様、おばあ様の出身校ならよいのですが、
外からみていて・・・等々の憧れの場合・・・
「こんなはずじゃなかった・・・」
と思う事、しばしばです。
そのご家庭にあった受験をコンサルします
冒頭でも書きましたが・・・
よく、誤解されるのですが、筑波大学附属小学校は受験校ではございません。
ある方は、
「もうこれで、高校まで安心」とか、またある方に至っては、
「大学まで安心」と思っていらっしゃいます。
全く違いますよ。
ブログにも当たり障りのない程度には書いておりますが、
(とはいえ、結構、私のブログは他の方のブログに比べて核心に触れてかいているつもりですが・・・)
そうではございません。
皆様、受験なさるときは、
「とにかく受かればいい!」
「受かったところに!!」
という気持ちが先行し、なかなか冷静に考えられないのが実情。
ある意味、合格して、何も考えず、その学校に入るのはお幸せで、
私は、それはそれで「有」だと思っております。
とはいえ・・・合格してから、
「本当にあっているのか???」
と考えると、それはなかなか対策が難しい・・・と言わざる得ません。
私は、塾ではございません。
これまでの経験と、皆様の環境をお聞きし、心理学的に分析した上でのコンサルです。
塾ではアドバイスできない、本音の部分を交えて、受験校から・・・
つまり併願校からご一緒に考えさせて頂きます。
本年度を振り返って・・・
GW後から、コンスタントに対策も含め、ご相談させて頂く方もいるのですが、
正直、多くは、秋からです。
その際に、状況をお聞きしながら併願校を組み立てて参ります。
その後、合格校に対して、では実際に・・・というお話しまでして参ります。
ただ、何人かは・・・合格なさってから、どちらがいいか・・・
というご相談にいらして下さる方もいらしゃいます。
ご入学前に、ご相談にいらして下さるのは、本当にお子様の事をお考えになっての事だと思います。
ただ、そういうお母さまだからこそ、本当は、もう少し早く・・・
願書を出す処から関わりあいたかった・・・という本音もございます。
どうぞ・・・お母さま、お父様・・・
お受験なさるまえに・・・
色々なシュミレーションをはかるためにも、
情報を収集される事を強く、強くお勧めします。
大きなお世話でございますが、
くれぐれも、受験においての情報弱者になりませんように!!