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私のお薦めは四谷大塚の「予習シリーズ」
中学受験をするにあたって、色々な問題集なりテキストがあり、
一体全体どれがいいのかと迷ってしまうと思います。
当然、その塾により、使うテキストが違いますので、
そこは基本、その塾で使用をしている問題集を使えばいいと思います。
ただ、どこでも言われている事ですが、
色々な問題集をあれもこれもと手を付ける事はお薦めできません。
サピックス
サピックスの場合は、日々の学習の教材はその日に配られますので、
親御さんはその管理に追われる事になります。
そして、どうしてもかさばり、
一瞬で把握しにくいです。
日能研
日能研さんのテキストは内容の割には、テキストが大人仕様(笑)
「予習シリーズ」に比べると、カラーが少ない。
字も小さめ・・・
あまり子供受けしないテキストだと思います。
「予習シリーズ」:四谷大塚、早稲田アカデミー
私のお薦めの問題はこちら。
実によくできていると思います。
4年生からスパイラル方式で、何度も出てきますので、
熟練講師としては、ここで出る意味が、先々のここの布石だ・・・
というのが解るので、非常に進めやすく、
また、子ども達にも、それを意識して話す事が出来るのでとてもよいテキストです。
この問題集のいいところは、
先程も申し上げましたが「スパイラル方式」を取っているので、
無理なく、いつの間にか復習できる点です。
「そういえば、4年のあそこでやったかも・・・」
という内容が、少しステップアップして5年でも6年でも出てきます。
四谷大塚「四科のまとめ」は最強(笑)
その中でも、最もお薦めの問題集は
「四科のまとめ」
です。
初めから、これでもよかったのでは??
と思うのですが、そこは子ども・・・。
やはり、基礎という土台がないと、
「四科のまとめ」は歯が立ちません。
「四科のまとめ」社会
社会の「四科のまとめ」もとてもよく纏まっております。
この問題集をスラスラと何も見ず(多少はみてもOKです(笑)出来れば、
偏差値60以上はマーク出来る事は確実です。
また、後半に、資料問題として、写真や資料がふんだんに載ってますので、
この辺りは、暇をみつけてみるようにするととても良いと思います。
「四科のまとめ」国語
こちらは、「知識編」と「読解編」で問題が分かれているのですが、
知識の問題は、初めは「文節」など、
簡単なんですが、やたら時間がかかる問題が目白押しです。
ついつい、ここで挫折してやりたくなくなってしまうのですが、
やはり、知らないと出来ない問題ですので、
この辺りは、出来るだけ早く1度流してしまいたい問題です。
やれば、わかりますし、思い出すでしょうが、
やらないと、わからないですし、思い出せません。
「四科のまとめ」はいつからやるのか?
某、大手塾は、夏期講習からの課題として「四科のまとめ」を使用しておりますが、
私は、6年生になったら直ぐの段階でやりはじめるよう指導しております。
最上位クラスに関しましては、4月の第1回合不合判定テストがあるまでに、
取り敢えず、1回は目を通せるようにしておくとベスト!
と言って指導しております。
中堅どころを狙うクラスに関しては、
第2回合不合判定テスト(7月)までに1回目を通す事!
つまり、夏休み前までに一度目を通す事を推奨しております。
そして、そのスケジュールをエクセルで作成し、毎年渡しております。
受験までに3回は目を通そう・・・という事で、
第1回目は私の方で、日付を入れて渡しておりますが、
2回目、3回目は自分で日付を入れられるように作成しております。
勿論、提出させ、どこまでやっているか・・・は常にみて、
ハンコをおし、子ども達にも達成感を味わってもらうようにしております。
ご参考までに・・・こんな表です。